MacOSサーバーでのESS接続の注意点

FileMaker9から、ODBC接続が強化され、ESS接続といって、FileMakerからMySQLなど外部SQLデータに接続してデータをFilMakerの中で見れるようになりました。その外部SQLデータ接続時にODBCドライバというOSについているソフトが必要になります。

SQLサーバーソフト | FileMaker Pro

WindowsとMacとも用意されていて、それぞれのサイトからダウンロードが可能なのですが、MacOSのODBCドライバは有料のActual Technologies社のドライバを使わないとなりません。Windowsは無料。

FileMakerのESSでサポートされているMac OS X用ODBCドライバ - FAMLog

各ODBCドライバの価格は、Personal Edition(up to 5connections)が$29.95、Professional Edition(up to 10connections)が$59.95、Server Editionが$399.95です。


そして、注意しなければならないのはそのトライアル版の機能制限です。



On-line store: Mac ODBC connectivity by Actual Technologies

When you buy a license of an ODBC driver, the 3 row limit per query limitation will be removed. You will also have access to free minor upgrades. We will send your license key(s) to you at the e-mail address you supply below.


試用期間中は、クエリの結果が3件までと制限されてしまうとのこと。たとえば一覧表示などデータをそのまま表示する分には問題ないが、検索などの操作を行うと、結果が3件になってしまいます。30日しか使えいないというわけでもなく、データの表示であれば問題なく使えてしまうので、使っているうちに、ついトライアル版だということを忘れてしまいます。これで実際に使用していて、検索結果が思うように表示されず、なにかデータやOSに問題があるように感じてしまいます。

なので、気を付けましょう。